【大人と子供の口内炎の特徴】

病気の中には、子供には発症しないものや大人になると全く発症しなくなるものなど年齢や成長に左右される病気が数多くあります。
口内炎においても、子供と大人では発症例の数に違いがあるものや特徴に違いがあるものもあるのです。
子供と大人に置ける口内炎の特徴の違いなどを紹介します。

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口内炎における大人と子供の違い

口内炎は年齢に関係なく起こる症状の一つですが、実際には「大人よりも子供に起こりやすい口内炎」などの年齢による発症率の違いや、大人が発症した時の特徴と子供が発症した時の特徴に違いがあるなどの、年齢に左右される性質を持っています。

子供のみに起こる口内炎

口内炎の一つであるヘルペス性口内炎は、大人よりも子供に多く起こる性質を持っています。これは、発症の原因となる単純ヘルペスウィルスに対する免疫を獲得していない生後六ヶ月以上の子供に多く見られる口内炎です。
生後間もない子供は単純ヘルペスウィルスに感染していないのですが、ヘルペスウィルスを保菌している大人との接触によって二次感染を起こすことでヘルペス性口内炎を発症するのです。大人の場合、身体の抵抗力が著しく低下した場合でしかヘルペス性口内炎を発症することは無いため、子供特有の口内炎であるといっても過言ではないでしょう。

子供の口内炎の特徴

子供の免疫力や抵抗力は、共に大人よりも弱いものであるといえます。そのため様々な細菌・ウィルスや病気が口内炎の原因になりうるのです。カビの一種であるカンジタが原因となって起こるカンジタ性口内炎も、大人よりも子供に多く見られる口内炎の一つに数えられるのも、子供の抵抗力の弱さに起因しています。
夏風邪の一種であるヘルパンギーナの発病によって口内炎を発症することも子供に多く見られ、大人とは違う子供ゆえの口内炎の複雑さが窺えます。

大人の口内炎の特徴

大人に見られる口内炎の多くはアフタ性口内炎という特徴があります。大人になるにしたがって抵抗力や免疫力が強まり、子供の頃の口内炎の原因となっていた細菌やウィルスの影響を受けにくくなったことが大きな理由といえます。
しかし、社会生活への参加によるストレスの増大や不規則な生活習慣などで体調を崩しやすくなり、抵抗力が低下することが多くなるためアフタ性口内炎を発症しやすくなっているのです。また、大人でもヘルパンギーナを発症することがあり、口内炎を引き起こす原因の一つにもなっています。

再発の可能性

ヘルペスウィルスやカンジタなどの口内炎を引き起こす細菌やウィルスに子供の頃に感染した人は、大人になってから再発する可能性を持っています。これは、細菌やウィルスに感染した状態は口内炎が完治しても維持されることが原因になっています。細菌やウィルスを身体から完全に除去することは難しく、身体の抵抗力が弱まるたびにヘルペス性口内炎やカンジタ性口内炎を再発することになってしまうのです。

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