【犬猫の口内炎】

「人類の友」とも呼ばれる犬や猫は、長い歴史の中で人間に寄り添ってきた動物であるといえます。
そのためか、飼い主の生活に健康を左右されてしまうペットも少なくありません。
口内炎も、ペットとなった犬や猫に起こる病気の一つとなっているのです。
犬猫の口内炎について解説します。

口内炎,犬,猫

犬や猫に起こる口内炎

人間に起こる病気の一部は、犬や猫にも起こる場合があります。口内炎も、そんな人間と犬猫に共通する病気の一つであるといえます。どのような原因によって、犬猫に口内炎が発生しているのでしょうか?

犬猫の口内炎の特徴

犬猫に起こる口内炎は、人間の口内炎に比べて様相が違うものといえます。基本的には「系統性口内炎」と「潰瘍性口内炎」と「壊し性口内炎」の三種類に分類されます。症状としては、びらん性の爛れや潰瘍、出血や食欲の低下が見られます。口内炎を起こすとよだれや口臭がひどくなり、目に見えて元気がなくなるので飼い主ならば注意しておきたい病気であるといえます。

犬猫の口内炎の原因

犬猫の口内炎も、人間と同じく原理不明のまま発生しています。しかし、犬猫の口内炎は人間よりも原因がはっきりしているといえます。それは、「口内の衛生状態」です。歯磨きの習慣がある人間と違って、犬や猫は口の中を掃除する機会が少ないといえます。そのため、犬猫の歯垢や歯石は人間よりも多いものといえます。それに加えて、犬猫は興味を引かれたものを舐めたり咥えたりする習性があるため、口内環境はあまり良いものではないのです。

犬の場合

犬の場合、未発達な汗腺の代わりに唾液腺と舌で体温調節を行っているため口内が乾燥しやすく、口内炎を助長しているのも原因の一つといえます。それに加えて、犬の食事として与えられる骨が口内炎の原因となる傷を作ってしまうことや、栄養バランスの悪い食事によるビタミンの不足なども犬の口内炎を助長させる原因になっているということが言えます。

猫の場合

猫の場合、「猫エイズ」と呼ばれる猫免疫不全ウィルスや猫白血病ウィルスへの感染が口内炎の原因となることがあります。免疫疾患を起こす病気の発症は、人間の場合でも口内炎の原因になることは少なくありません。出来れば、ウィルスを媒介するものが多い外に猫を出さないように生活させたい所ですが、現実的には難しいことが多いので飼い主は猫の健康面に気を配る必要があります。

犬猫の口内炎の予防

犬猫の口内炎を予防するためには、食事後の歯磨きを行なうことが重要です。犬や猫は自分で歯ブラシを使えないので、飼い主が行うようにします。ペット専門店などでは、犬猫用の歯ブラシや歯磨き粉が取り扱われているので必ず用意しておくようにしましょう。また、口内炎予防用のペーストなども用意しておくとなお良いでしょう。

犬猫の口内炎の治療

犬猫の口内炎の治療は、獣医による適切な診察の元で行われる必要があります。犬猫の口内炎の場合、細菌やウィルスによる発症への影響が大きいため口内を洗浄した上で抗生物質を投与する必要があるためです。犬猫の口内炎の場合は、自然治癒しにくいため出来るだけ早く適切な治療をしなければなりません。

上へ戻る