【口内炎の種類と特徴】

病気の治療の基本は、病気を正しく把握することです。
原因や種類の違いを症状から把握した上で適切な治療を行なわなければ、完治どころか逆効果になることも少なくないのです。
では、口内炎にはどのような種類分けがなされているのでしょうか?
口内炎の種類とその特徴を紹介していきます。

口内炎,種類,特徴

様々な口内炎の特徴を知る

口内炎は、痛みや炎症の出方などの特徴と出る部位の違いなどによって分類されています。種類によって、患者が感じる痛みの強さや生活に支障をきたす場面などが大きく違ってくるのが口内炎の最大の特徴であるともいえます。

口内炎の種類

口内炎の種類分けでは、痛みの有無による分類と発症部位や炎症の色などの要素で分類する方法があります。

有痛性口内炎

有痛性口内炎には、症状として痛みを伴う口内炎が分類されます。多くの場合、口内炎には痛みが伴うのでほとんどが有痛性口内炎に属するといえます。

無痛性口内炎

無痛性口内炎には、痛みが起こらない口内炎が分類されます。ほとんどの口内炎は痛みを伴うため、めったに発生しない口内炎であるといえます。

アフタ性口内炎

アフタ性口内炎は、発症した口内炎の大半を占める最もポピュラーな口内炎といえます。瘢痕が白くなるのが特徴の一つで、強い痛みを伴い複数個の瘢痕を発生させることがあります。
発生する部位は多岐にわたり、時には舌やその下の口底などにも発生します。10日ほどで跡を残さず自然完治しますが、再発性が高いのも特徴の一つです。また、アフタ性口内炎は発症原因が特定されておらず、ストレスの増加などで発症すると考えられています。

カタル性口内炎

カタル性口内炎は、歯の刺激によって発生する性質を持った口内炎です。瘢痕は赤く、健康な粘膜と見分けが付けにくいという特徴を持っています。唾液の分泌量が増えて口臭が強まったり、味覚が鈍くなったりといった特徴があります。虫歯が原因となって発生する場合もあります。

ヘルペス性口内炎

ヘルペス性口内炎は生後六ヶ月以降の乳幼児に多く見られる口内炎で、単純ヘルペスウィルスへの感染を原因として発症します。単純ヘルペスウィルスは大人から乳幼児に感染するもので大人が使ったタオルや箸、赤ちゃんへのキスなどを媒介して感染します。ヘルペス性口内炎は唇や頬などを中心にして発生する特徴を持っています。

口角炎

口角炎は、唇の端にある口角周辺に発生する口内炎のことです。口角炎を発症するとただれたようになり、皮膚にヒビが入りかさぶたでボロボロになってしまうのが特徴です。出血と痛みを伴い、見た目に大きな影響を与えるという特徴を備えています。

カンジタ性口内炎

カンジタ性口内炎は、真菌の一種であるカンジタ菌を原因として発症する口内炎です。カンジタ菌は常在細菌の一種で、口内炎を引き起こした場合は抵抗力や免疫力の低下が大きな原因となっています。患部に白い苔状のものが張り付き、その下に炎症を起こしているのがカンジタ性口内炎の特徴の一つとなっています。

上へ戻る